BLS:ベーシック・ライフ・サポート |
先日、うちらの業界の組合の青年部で、BLS(ベーシックライフサポート)の講習を受けてきました。ちなみに、私、青年部の部長をやってます。(^_^)
BLSといってもピンと来る人は少ないでしょうから簡単に説明を。
BLS:Basic Life Support とは…
AHA(American Heart Association:アメリカ心臓教会)という団体が推奨する一次救命処置のことでして。。。
要は、『救急隊が到着するまでの間(平均6分らしい)に、素人の私たちにでもできることを身につけて訓練を受ける』プログラムなのです。
「ただ何もせず救急車の到着を待つよりも、現場に居合わせた人たちができる範囲で手をつくして最善の状態でバトンタッチしてくれると助かります。」と救命士の講師の先生もおっしゃってました。
具体的には…
倒れている人を発見!
1.その場の安全の確認
2.軽くたたき、大声で呼びかける
3.119番に通報。AEDがあれば、近くにいる人に取ってくるように依頼
4.気道の確保、呼吸の確認
5.胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を繰り返す(約2分間)
6.AEDが届けば、AED処置
消防署でも、無料で講習を受けることはできるそうです。
今は、自動車免許取得時の必修にもなっているそうで。(昔はそんなのなかった…)
今回は、有料講習(受講料一人8000円)
二人で1体のダミー人形(無料講習の場合は大勢で1体らしい)を使用。(超ぜいたく!)
スクリーンに映し出されたビデオ映像を見ながら、いろいろな場面を想定し、その場に応じた処置の訓練を施され…
なんと、テストがあり、合格するまで帰してもらえません。
…で、帰りにAHAの認可証が発行されました。(^_^)V
心臓が止まり脳に血液が行かなくなって5分で脳死状態になるらしいです。(-_-;)
それを考えると、救急車が到着するまでの平均6分という時間がいかに大切か!わかりますよね。
人工呼吸時に使用するシリコンマスクを、いつでもどこでも携帯するようになったのは言うまでもありません。(´∀`)ノ
ちなみに、先日の下野新聞に取り上げてもらいました、とさ。(^.^)